English Checkers ノート

チェッカーの歴史と variant

このゲームが採用しているのは、8×8盤の English draughts。世界で最も遊ばれているチェッカーのひとつです。

01成り立ち

チェッカーは、古代エジプトのアルケルケ(alquerque)に起源を持つとされ、フランスのドラフツを経て英語圏に伝わったという説が一般的です。PlayGama の紹介文も「フレンチ・ドラフツの子孫」と説明しています。

英語圏では「checkers」(アメリカ)と「draughts」(イギリス)の両方の呼び名があります。ルールは同じで、8×8盤の濃いマスだけを使います。

日本では「チェッカー」と呼ばれ、8×8盤で遊ぶ点は同じですが、捕獲の方向やキングの扱いに違いがあるため、海外の解説を読むときは注意が必要です。

02世界選手権と Tinsley

世界選手権は19世紀から行われており、20世紀後半の大半を Marion Tinsley が世界王者として過ごしました。Tinsley は長期間にわたって第一人者であり続け、公式戦での敗北はごくわずかだったと伝えられています。

1990年代には、Tinsley とコンピュータプログラム Chinook の対戦が行われました。Chinook は後にチェッカーを「弱解決」し、双方が最善を尽くせば引き分けになることを示しました。

2007年に弱解決が完了したとされ、これは「完全解明ではないが、引き分けが最善」という意味です。このゲームの CPU がどの程度の強さかは非公開ですが、最上段の World Champion という名前は、こうした歴史を踏まえたものだと推測されます。

038×8以外の変種

チェッカーには盤の大きさが違う変種があります。国際チェッカー(International draughts)は10×10盤で20駒ずつ、キングが何マスでも動ける「飛びキング」で、最大捕獲が強制されます。

カナダ式(Canadian checkers)は12×12盤で30駒ずつという巨大な変種です。English draughts はこれらより盤が小さく、ルールも単純なので、入門に向いています。

English Checkers Free は8×8の English draughts を採用しています。PlayGama 版の紹介文には「10×10」と書かれていますが、これは紹介文側の誤記で、実際のルールは8×8です。

チェッカーの主な変種
変種盤駒数キング
English draughts8×8各12斜め4方向に1マス
International draughts10×10各20飛びキング(何マスでも)
Canadian checkers12×12各30飛びキング
Brazilian draughts8×8各12飛びキング