English Checkers ノート

盤の見方と1〜32の記譜

チェッカーの記譜は代数式ではなく、濃いマスに振った1〜32の番号で書きます。読めると、対局例や定石の説明がそのまま追えます。

01盤の向きと色

盤は8×8で、駒は濃いマスにだけ置きます。自分の手前が1段目、相手側が8段目です。画面では自分側が下、相手側が上に表示されます。

手番の色を黒か白から選べますが、盘の向きは変わりません。どちらの色を選んでも、自分の駒は手前から相手側へ進みます。

021〜32の振り方

英語の記譜では、到達可能な32の濃いマスに1〜32の番号を振ります。黒のダブルコーナー(黒の駒が2枚並ぶ側)から数え始め、黒の1段目を左から1・2・3・4、次の段を5〜8、という順です。

言い換えると、1段目は a1・c1・e1・g1 が1〜4、2段目は b2・d2・f2・h2 が5〜8、3段目が9〜12、と続き、8段目が29〜32になります。奇数段は a 列から、偶数段は b 列から数えるのがポイントです。

この番号は世界共通で、Wikipedia の English draughts の項目にも「32の濃いマスに1〜32を振る」と説明されています。

段ごとのマス番号(黒側から)
段マス番号具体例
1段目1〜4a1・c1・e1・g1
2段目5〜8b2・d2・f2・h2
3段目9〜12a3・c3・e3・g3
4段目13〜16b4・d4・f4・h4
5段目17〜20a5・c5・e5・g5
6段目21〜24b6・d6・f6・h6
7段目25〜28a7・c7・e7・g7
8段目29〜32b8・d8・f8・h8

03記譜の読み方

移動は「from-to」、捕獲は「from x to」で書きます。たとえば 9-14 は「9番の駒を14番へ動かす」、14x23 は「14番の駒で23番へ飛び越えて取る」という意味です。

連続ジャンプは、取った回数だけ x を重ねるのではなく、最終的な着地点までを1つの x で書くのが基本です。途中の着地マスは省略されます。

対局結果は BW(黒の勝ち)、WW(白の勝ち)、引き分けは Draw などと略されます。日本語の解説では「黒勝ち」「白勝ち」と書くのが分かりやすいでしょう。

04実例を読む

1981年の世界選手権、Tinsley 対 Long の第37局は 1. 9-14 23-18 2. 14x23 27x18 で始まります。黒が9番の駒を14番へ出し、白が23番を18番へ。黒が14番で23番の駒を飛び越えて取り、白が27番で14番の駒を取り返す、という流れです。

この4手だけで、序盤の考え方が見えます。黒は中央へ出て、白は取らざるを得ない形を作り、黒が取り返す。捕獲が強制なので、こうした「取らせる」動きがそのまま戦術になります。

記譜が読めると、海外の対局記録や定石の説明をそのまま追えます。最初は1局の最初の5手だけを書き写すところから始めると、盤面と数字が結びつきます。

05自分の手を記録する

下の盤でマスを2つ選ぶと、その移動を記譜に変換します。斜め1マスなら from-to、斜め2マスなら捕獲の x 付きで表示します。まずは自分の対局の最初の1手を、この形で書いてみてください。

番号は黒側から数える固定のものです。白側から見ると左右が逆に見えますが、記譜は常に黒側基準です。相手の手を読むときも、数字はそのまま使えます。

NOTEBOOK BOARD · 1〜32

マスを2つ選んで、記譜に変換する

濃いマスをクリック(タップ)すると1つ目が選ばれます。2つ目を選ぶと、斜め1マスならfrom-to、斜め2マスなら from x to の形で記譜を表示します。 数字は黒のダブルコーナー側から数える標準の振り方です。

記譜

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マスを選んでください。

  • 黒(手前・先手)
  • 白(相手)
  • 数字 = 濃いマスの番号(1〜32)
記譜の実例(1981年 世界選手権 第37局の出だし)
1. 9-14 23-18 2. 14x23 27x18
手記譜意味
19-149番の駒を14番へ動かす(移動)
1…23-18白が23番を18番へ動かす(移動)
214x2314番の駒で23番の駒を飛び越えて取る(捕獲)
2…27x18白が27番で14番の駒を取り返す(捕獲)